戻る 日記 2005年7月


過去の日記
2005年2月 3月 4月 5月 6月

7/31
前半完了。あと後半17ページ、月火で書かねば。

今日も涼しかった。
アトリエで、美術系のクイズ番組を何となく見ていたら、幽霊画家の松井さんという人が出てきた。
これがたいへんな美人で、出演者もあ然としていたくらい。見ているこっちも驚きだった。なぜ幽霊画なんか・・・。
「どんな人が幽霊になりやすいんですか?」
「私など幽霊になりやすいかもしれない。惚れた男をしつこくどこまでも追いかけて追いかけて・・・」
生放送で結構な暴露をしているんではないか?
そう言えば、どことなく幽霊画の女の人のような雰囲気が。

7/30
明日で前半を仕上げ、月、火で後半を仕上げる。速きこと風のごとく、集中すること林のごとく、ベタを塗りトーンを貼ること火のごとく、机から動かざること山のごとし、でやればいける。

クーラーを買って三日は暑かったが、ここのところやたらに涼しいのでクーラーがいらない。
世界水泳を見ていると、気持ち良さそうで、泳ぎたくなってくる。昔は水泳が苦手だったが、ある頃からいきなり体力がつき、飛び込みなどもできるようになって、何百メートルも泳げるようになった。水が怖い、冷たいのが怖い、というのから、かっこよく飛び込み台からジャンプし、水の中で自由に飛びまわる感じをイメージするようになってからだ。何かの庇護下にあったものが、自分の殻から飛び出し、周りに影響を与えるような積極性を身につける、そんな感じで水泳が一転して得意になってしまった、と思ったら、もう泳ぐ機会さえなくなった。
海に行って何を思うかといえば、「釣り」。


7/29
アシ。17ページまでペン入れ&ベタ。明日中に仕上げなければ。

ジョン・ウーの三国志映画に渡辺謙が曹操役で主演!?劉備役のチョウ・ユンファと共演だって!
びっくり仰天!
中国の映画監督は誰でも口を揃えていつかは三国志を・・・と言うが、ついにあのジョン・ウーが!それも主演は日本人とは。
チャン・イーモウの新作は高倉健主演。アメリカの芸者映画は中国のコン・リー、チャン・ツィイー主演。
アジア映画もどんどん多国籍化して、現代の敦煌現象か。

7/27
〆切近し。だが前途にはどっさりと白い紙。下絵が明日終わるとして、それから2,3日でペン入れ、その他の作業があと2,3日。ギリギリかも。

7/26
岩山描く。線をたくさん入れるならなんとか描けるが、少ない線ですっきりとそれっぽく岩山を描くのは意外と難しい。あんまりタッチが違ってもいけないし。

読書メモ。(吉川英治著「三国志」第二巻 講談社)から
『「目に見えないが大きく動いている。刻々、動いて休まない天体と地上。・・・・・・ああ偉大だ。悠久な運行だ。大丈夫たる者、この間に生れて、真に、生き甲斐ある生命をつかまないでどうする!おれもあの群星の中の一星であるに」
曹操は天を仰いでいた。
山東の気温はまだ晩秋だった。城楼の上、銀河は煙り、星夜の天は美しかった。
彼も今は往年の白面慷慨の一青年ではない。
山東一体を鎮撫してから、一躍建徳将軍に封ぜられ、費亭侯の爵に叙せられ、養うところの兵二十万、帷幕に持つ謀士勇将の数も、今や彼の大使を行うに不足でなかった。
「これからだ!」
彼は、自分にいう。
「曹操が、曹操の生命を真につかむのは、これからだ。ーわれこの土に生れたり矣。−見よ、これからだぞ」
彼は、今の小成と栄華と、人爵をもって、甘んじる男ではなかった。
その兵は、現状の無事を保守する番兵ではない。攻進を目ざしてやまない兵だ。その城は、今の幸福を偸む逸楽の寝床ではない、前進また前進の足場である。彼の抱負ははかり知れないほど大きい。彼の夢はたぶんに、詩人的な幻想をふくんではいる。けれど、詩人の意思のごとく弱くない。』

まことに曹操らしい部分。曹操とは、乱世の奸雄、中原の覇王、残忍な殺戮者、とは言っても一個の人間。その人間が面白い。彼の気概がよく現れている部分である。

7/25
アシ。背景下絵14ページまで。下絵さえ終われば・・・。

世界水泳、見るだけで涼しい。飛び込んだ時の水中の映像が何だかもう魚みたいだ。足のうねるような動きがすごい。ああいう泳ぎができたらさぞかし気持ち良いだろうに。バタフライという泳ぎ方にはどんな意味があるのだろうか。日本古来の横泳ぎも採用してほしい。あの平和な泳ぎ方。

7/24
明日からアシ。明日からは全生命力をこれに傾けなければ。何しろトーンやベタが多くなりそうな・・・。

7/23
アシは日曜から。

初エアコンのおかげで、ネット開くのも久しぶりな気がする。エネルギーが低いからなかなか冷えにくいが、囲いを作ったり風を誘導したりして冷気を操っている。おかげで今年の夏は、昼39℃夜35℃で意識もうろうの地獄の蒸し風呂から解放される。南の国から来た人でさえ熊本の方が暑い!と言っていたぐらいだから、エアコンつけてない時でも油断せずに水分補給などしなくてはならない。

7/20
アシ。枠線引き。長い。線を引くだけでも長い。これに絵を入れていくのか・・・

7/19
女子バレー、しばらく見ているうちに選手の顔や名前も覚えてきて、同じ年の選手もいて、だんだん応援する気持ちになってきた今日この頃。
背が高くて、ものすごくパワフルな外国チームに比べるといろいろハンディキャップがありそうな日本代表だが、なかなかいい試合したと思う。平均してあと5点取れたら、優勝も狙えそうだ。
しかしあのアイドルグループのパフォーマンス、黄色い声援のおかげで妹の部活を思い出してしまうのが何とも・・・疎外感。

7/16
暑い。ここ2,3日でいきなり暑くなった。

7/14
カラー上がり。今回は塗りもれがないように、はじめパーツ別に選択範囲を黒塗りつぶしで取った。すると塗りもれが一目で分かり、意外に時間も短縮できた。
今回は37ページ、道のりは遠い。

7/13
初日。トビラ絵カラー。

熊本駅で不審な箱騒ぎ。警察、爆発物処理班や消防隊とかが出てきて一時騒然。箱の中身はお魚だった。
おちおち忘れ物もできない。

7/12
明日からアシ。
一日は短い。学生時代は、長く感じた1時間も、今は10分かそのくらいのように感じる。

7/8
ロンドン五輪、野球とソフトボールが除外。
結構注目していたつもりだったが、やはり世界的には低人気だったか。
少しショックかもしれない。女子ソフトの外国の選手はみなモデルのようにお洒落で優雅な雰囲気なのに対し、日本代表はまるでどろんこの野球少年のようなスタイル。その対決を見るのが楽しかったのに。

7/7
「宇宙戦争」を見た。ハラハラドキドキのしっぱなし。映画を見ると必ず前半の一時間で眠りについてしまう自分の父親でも最後まで見るだろう。
宇宙人の侵略から逃げ惑う中でトム・クルーズが一度も子供をはぐれさせなかったのが偉い。去年の大津波ではぐれてしまってそれから、まだずっと会えない親子が大勢いるという。こういうパニックの中で親子が離れ離れになるということはたいへん現実的な恐怖感を与えるものだが、トム・クルーズがノー、親としていやだ、という風に言ったのかもしれない。

7/6
ハンズマンで魔法の下敷きを買った。フリーハンドで縦横の直線がひけるという逸品。実際縦横垂直の直線を引く頻度はたいへん多いので、それがフリーハンドでできるならば作画の時間は短縮できる。他に買ったのは、角の丸い四角を描く場合のテンプレート。意外と角の丸い四角は世の中に多い。車、飛行機、電車の窓など、きれいに描くのが難しいから、役立つ。

7/4
鶴屋デパートで、中国特級厨師が作った肉まん、餃子、シューマイを買った。
絵画や音楽など、芸術作品を鑑賞するのと同じように、味の芸術を堪能するのも大事だ、という気分に急になったからだ。
これがまた実にうまい。本当の美味というものは、人間の感性に訴えてくるものだ。甘み、辛み、旨みのバランスを保つだけで舌は美味いと感じる。しかしそれで完結してしまっては心がどんどん食から遠ざかっていく。コンビニで買う弁当は確かにうまい。だが、一話完結の物語のようで、明日もあさってもずっと食べたい、という気分にはなりにくい。戦争中の貧しい子供が食べた一切れのチョコレート、これは、何にもまして美味しく感じるだろう。食は技だけではない。そして心。ありがたいと思う心。優しさ、暖かさ、真心、こういった部分も大事なんだ。

7/2
雨。じめじめした空気。
やたらに本を買いまくった。使えそうな家の写真とか、良いのが見つかったおかげで。
完全復元熊本城、という本も。別にお城を描くつもりもないのに、内部の断面図などが丁寧に描かれていたので、ついついひかれて。そして日本の町並みT,U,V。7000円くらい。熊本の市電の今昔、という本。とにかく今日は収穫だった。

7/1
シャラポワ負ける。ビーナス強し。しかしすごいバトル。ここまで真剣に何かのことに打ち込んで戦ってる女の人は素晴らしい。男はかなわない。

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