戻る 日記 2005年9月


過去の日記
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9/30
ベタ。普通に進む。
いつの間にか日記が一日遅れになっていた。
いつだろう。

おとといくらい、アレクサンドロス大王の死の原因をロンドンの刑事が捜査するという番組があった。なるほど、歴史の謎を刑事に調べさせるという手があったか。さすがに名刑事。先入観も思い込みもなく、確かな事実と、といろんな可能性を探って納得の結果を出していた。バイケイソウという、少量だと薬草だが、多く摂ると猛毒になる薬を医者の処方箋の間違いでどんどん投与され続けたためにアレクサンドロス大王は不慮の死を遂げたと。ドラマチックでも何でもないが、ありそうな話。
ついでに坂本竜馬の暗殺事件や、殿中松の廊下刃傷事件などもその刑事に調べてほしい。歴史の学者が考える説はあんまり面白くない。

9/28
アシはペン入れ終わり。

阪神優勝。大阪の町はすごいことになってるに違いない。バリケード作ったり警察はたいへんそうだが、それにしてもとてつもないエネルギーだ。楽しそうかも。
熊本にも唯一と言ってもいいサッカーチーム、ロッソ熊本があって、アトリエでももう一人のアシスタントの方の娘さんはマネージャーを勤めておられるということで、試合の日はすごい。Jリーグ入りして、J1に昇格して、ベッカムとかロナウジーニョとかものすごい選手が入ったらそれはもう楽しいだろうな、などと夢のようなことを考える。

9/27
ペン入れ。慎重に線を引いた。輪郭は0.3、主線は0.1にした。その方がキャラの線となじむかも。細かな所は丸ペンをまじえて。ミリペンは線の端はなるべくはらって丸ペンっぽく。かすれないようにゆっくりとなめらかに。単行本の印刷にも違和感がないようにしたい。

ミスチルの歌には、「〜なんてないさ」という言葉が多い、と、ふと思った。

9/26
アシは下絵17ページまで。
初めて描くものばかりだった。難しいところは何とか描き終わった。

9/25
アシす。先生が貞子の格好で登場し、ぎええ!とびっくり。お嬢様の学校の文化祭での仮装道具だったらしい。いやはや、昼間だけどびっくりする。これは。

大相撲は朝青龍と琴欧州の優勝決定戦。相撲界も今やすっかり外国人の天下。琴欧州はそれ程太ってないので、新鮮だ。まわしをしめたレスリングを見ているような気分になった。恐るべし。相撲界のベッカム。誰が言い出したんだろう、このフレーズ。

9/24
明日から仕事。
今日からいきなり涼しくなった。とても心地よい。

9/23
近頃味噌ラーメンがおいしい。
味噌ラーメンは、とんこつよりも食べやすいし、しょうゆよりも濃厚な感じだし、味わい深い。
味噌が少しきつすぎると食べにくいが、そこをクリアすれば、お店ではキャベツやもやしが山ほど入ってることが多いし、栄養もある。

9/22
ミリペン0.1は雑誌の印刷はとてもいいが、上質な印刷の単行本だと丸ペンとタッチの違いが少し出る。
曲線は目立たないが直線を急いで引くとかすれる。ゆっくりひくとインクだまりみたいなのが出来る。
かといって丸ペンの直線は冷たい印象だし、乾きが遅いので描く時間が2倍以上かかる。シャープな濃い線がかけるミリペンがあればいいのだが。

9/21
平成音大遠征。大学時代の恩師に再会。それから飛ばしてアシ。今日は熱い一日だった。
友達の子どもの写真が本当に可愛らしい。ずっといわたのお兄ちゃんと呼ばせ続けようとか画策している。

9/20
頭痛。
古い電気スタンドのちらつきがどうもいけない。目が疲れやすい。
明日からアシ。

9/19
明日は休みになったので、今日は夜遅くまで自分の漫画を描ける。明日は本屋にも行かなければ。
明後日はたいへんだ。まず9時に友達と集合し、それから自転車で御船まで飛ばす。そこまでの道は田舎の風景がとても良い。夏休み期間だったら、橋の上から川に飛び込んで遊んでいる子ども達の光景が見られる。しかし一直線の道は長く感じる。音大は山の頂上にあり、長い上り坂を上っていくのがたいへんだ。そして11時には研究室を訪問、それから先生と語り合い、昼前にはおいとまし、そのままアトリエに1時までに到着。このプランでいこう。

9/18
アシは火曜から。水曜は午前11時までに遠い平成音楽大学の先生を訪問し、それからアシスタントマン。と言う風に書いておかないと忘れてしまったらたいへんだ。 それと、明日は、ネットで頼んだプルターク英雄伝が来るに違いない。大学の先生に贈る本も購入したい。
カエサルを使って一つ話を考えたい。ここのところ忙しい毎日が続くが、夜の、静かな時間には創作ができる。散歩するための田園があればなおいい。
デジカメなどで街を撮り、漫画の資料に使うようにしているが、レトロな7,80年代のレトロな町並みや、外国の町並みなどはなかなか難しい。映画などを見て調度品などかき集めるが、それが何なのか、何に使うのか分からないものも時々ある。特に女物の小物はたくさんあって難しい。

9/17
友と飲んだ。
たいへん有意義な一日だった。
創作について語り合った。
自分の師匠の作品や作風や物語やキャラや動物をとても気に入ってるし、愛着もあって、そのため他の漫画をあまりにも知らなさすぎる自分にも驚いた。
インターネットや電子メールは便利だが、やっぱり実際の対話は本当に人間らしい心地になる。

9/16
だいぶ涼しくなった。
プルターク英雄伝や、カエサルのガリア戦記が読みたくなって本屋を探したが、見つからなかった。
カエサルのことをもっと知りたい。

9/15
外国のカブト虫が日本で繁殖してハーフみたいなカブト虫が増えているとか。
ヘラクレスオオカブトとか、コーカサスオオカブトとか、外国の大きなカブトムシは、日本のカブトムシに比べるとかなり派手で、ヘビメタかパンクロックな感じ。デザインがいい。
しかし日本のは日本ので素朴な感じがいいから、ツノを三本とか生やし始めたら少しショックだ。

9/14
ブログって何だ?
自分の知識では掲示板やメールを使うくらいがやっと。
ネットのコミュニケーションは新しすぎてまだよく分からない。顔見知りならば便利な手段で実感がわくが、見ず知らずの人とのコミュニケーションは惑星間の通信のようだ。
さかんにいろいろな人と交流が出来る分、少しだけ寂しい。
文字というのは何となく度しがたい圧迫感を与えるものなんだろう。

いろいろなものが進歩し、複雑になって混乱していまいそうだが、人生の本質的な部分は変わらない。
喜びがあり悲しみがあり幸せがあり不幸があり、生老病死の現実は厳然と、人間の苦悩の根源に居座り続けている。
創作家が作る物語も、あんまり複雑だと面白くない。
新人は短編に気合いを入れるあまり話にいろいろ詰め込もうとしすぎてしまう、とか誰かが言っていたような。
チャン・イーモウは、一つの映画にあまり多くの感動の要素を求めず、一点だけ感動を与えられたら良いと言っていた。
日本文学は、純文学と大衆文学の差異があまりに激しく分離してたたきあい、傷つけあってしまった。人間精神に主眼をおくか、魅力的な出来事に主眼を置くか、物語の芸術性と娯楽性はいつも葛藤しているが、中道を模索すべきだった。その点井上靖はちょうどいい塩梅だった。
トム・クルーズ製作の「アザーズ」は、ただのホラーではなかった。二コール・キッドマンという女性をよほど冷徹に洞察していたのか、かなりはまり役。きっとキッドマン本人は奥様は魔女みたいなのがやりたかったのだろうに。 とにかく、人間を描くのに卑屈さや臆病さや小さな都合にあわせようという意図があると、見ていてどうにも消化不良になる。

9/13
映画のDVDってのは、買うと満足してしまってなかなか見るきっかけがない。
そんなこんなで結構たまっている。
映画を2時間はまって見るには、ちょっとした心の準備が必要だ。
初めて見る映画と、見たことがある映画を見るのとではどうしても気分が違う。初めて見る時ってのはなかなか大切なのではなかろうか。
半分眠りかけている状態で見たらもったいない。

9/12
疲れた・・・。
今日は暑いし。
しかし人前では元気満々でいなければ。相手までやる気をなくしてしまいかねない。
今週はやることが多い。今月退職される大学の先生にあいさつに伺わないといけないし。アシもある。明日は田舎。

漫画は何としても進めたい。選挙の折に間近で見た、あの婦人部の、何としても勝つ、というすさまじい戦いっぷりを思えば背筋を伸ばさずにはおれない。
ああ、子を生み育て、この子を何としても幸せにしなければいけない、そういう絶対的な責任を背負って生きる母親達の何と強いことだろう。
それはきれいごとではない。生きるか死ぬか、人間が限界ギリギリに至って出す必死の生命力のようだ。それほどにすさまじい。
それに比べたら、自分の必死さなどまだまだ九牛の一毛ではないか。自分の知識や理屈などあさはかなものだ。
学べ。おおいに学ぶべきだ。
生み出すことは苦しい。
だが苦まなかったら素晴らしいものは生まれないだろう。

9/10
今から2千年ほど昔、古代の戦争では戦車が大いに活躍した。
戦車というのは、馬数台に荷車をつないでそこに二三人の兵士が乗った馬車のようなものだが、これが一台で歩兵五十〜百人分の兵力に相当した。
古代ローマ、エジプト、遠い東の中国でも戦車は戦闘の主力だったが、時代が下るに従って騎馬隊におされて影が薄くなっていく。
当時で言えばハイテクマシンであったろう戦車の存在をかき消してしまったのは、騎馬の鐙である。
それがあるのとないのとではまったく乗馬の難しさが違うらしい。
あのシンプルな器具が、実は大きな発明品だった。しかも作るのは難しくない。
文明というのはどんなに複雑化しても、どんなに技術が高くなっても、本当にちょっとした単純なひと工夫でだいぶ変わるということか。
漫画の作画作業も、コンピュータだとかたくさんツールが出てきても、やっぱり、より塗りやすいとか、乾きがいいとか、細かな作業ができるとか、そんな使いやすい筆ペン一本を見つけた時の喜びの方が大きい。
コンピュータも使うけど手作り感って大事だ。

9/9
最近だいだい色の自転車が多い。
自分のもそうだし。
こんなことならブルーとかにしとけば良かったか。あの頃はまだだいだい色が珍しかったから。
高校時代の友達に、ブルーが好きだからとスプレーでブルーに塗り替えてる人がいた。タイヤやらペダルやらブルーのまだらもようになって明らかに失敗していた感じだったが、目立っていた。塗装はやはり難しい。

9/8
創価学会の自称ヤングリーダー(ヤングの中で結構年上だから)なので今忙しい。
大学の恩師のうち、一人の先生がいつも研究室にご不在でどうしてもお会いできない。「この学年は君以外誰もあいさつに来ない」と嘆いておられた先生である。もしかすると結構みんな来てたのに会えなかっただけなのでは。
公明党は、弁舌の士がおらず、上手なパフォーマンスも出来ないし、いつも悪いタイミングで選挙になるのが困りものだが、団結と行動がすごい。政策は細やかで女性的だが、それをみんな実行してしまうパワーは、きっと鬼より厳しいおばちゃん方の監視があるからだろう。企業や団体の支持を受けてそこを何とか儲けさせつつ政治をしないといけない他の所とは違って、よけいびびるかも。議員にとっては。いや、とにかく庶民の信頼を裏切ったら自分も許さない。自分を信頼してくれた友にも申し訳がたたない。政治家には断固たる態度でいなければならない。
自分も女の人には、とりわけ年輩の女の人にはまったく頭が上がらない。忠誠心、というのだろうか、それに近いものがある。ヨン様とかは特に・・・。かっこよく言えば騎士道精神だ。そういう風に言おう。世の中の、かみさんに頭が上がらない亭主がた。

9/7
台風が過ぎ去った。自分の所は一応大丈夫だったが、いろんな所で被害があったらしい。
熊本の場合は、まっすぐ直撃するコースをたどればそれほど大きな被害は出ないが、台風の東側の端がかするように来る場合はたいへんなことになる。
サッカー日本代表、いつもと違って大量得点の勝利。前半ではもうダメだと思った。

9/4
アシ完了。ビルの窓はトーン貼るのがたいへんだった。自分が通った高校を思い出しながら学校の裏門あたりを描いた。意外とよく覚えているものだ。あの頃はビーズやミスチルをよく聴いてたなあ。サムシングエルスとかいうのもあったなあ。アムラーがいっぱいいたなあ。たまごっちなんかとてもうらやましかった。しみじみ。

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